電動歯ブラシによる隣接歯間バイオフィルム除去の生体外評価
目的
生体外モデルを用いて、ソニッケアー・フレックスケアーと回転振動式電動歯ブラシの毛先が届かない隣接歯間バイオフィルムの除去を比較すること。

方法
ハイドロキシアパタイトディスク上で増殖させた多菌種の口腔バイオフィルムからなる歯のプラークモデルを用いて、ソニッケアー・フレックスケアーとブラウン・オーラルB Triumphが毛先を直接触れさせずにバイオフィルムを除去する能力を評価しました。タイポドントモデルでは、プラークバイオフィルムを付着させたディスクを毛先から2〜4mm離して、大臼歯の隣接歯間部に設置し、ブラシの動きによって生じる流体力学的作用を施しました。コントロールとして、不作動のソニッケアー・フレックスケアーを使用しました。ブラッシングの結果ディスクから除去された生菌比率の計数によって、プラーク除去効率を測定しました。

結果
作動しているソニッケアー・フレックスケアー歯ブラシは、不作動状態のフレックスケアー(p<0.0001) と作動しているブラウン・オーラルB Triumph歯ブラシ(p=0.0001)、どちらと比較しても、有意に高率でバイオフィルム菌を除去しました。その上、プラークバイオフィルム除去率が73%のソニッケアー・フレックスケアーは、除去率が23%のブラウン・オーラルB Triumphと比較して、3倍量のプラークバイオフィルムを除去しました。

結論
ソニッケアー・フレックスケアーは、ブラウン・オーラルB Triumphよりも、毛先を2〜4mm離れた位置で有意に多くのバイオフィルムを除去しました。



Aspiras M, Elliott N, Nelson R, Hix J, Johnson M, de Jager M. In vitro evaluation of interproximal biofilm removal with power toothbrushes. Comp Cont Educ Dent 2007; 28